2020/7/6
世界に眠っているファッションの資産
素材の発掘
日本だけでも年間で約15億点にのぼると言われる、アパレル製品の余剰在庫。
ブランドによる衣服の大量廃棄が行われるなど、余剰在庫は、ファッション業界が抱える最大の課題と言われて注目されています。
大量消費時代のビジネスモデルの矛盾。
トレンドを作って生鮮品のように商品寿命を縮めてきた文化の矛盾。
そして、ブランドが大量につくりすぎた製品とはちがって、製品になる前の生地や糸として世界中に眠っている余剰在庫もあります。
「素材の余剰在庫」です。
私たちが世界中の工場を旅していると、「これは!」と目を見張るような素晴らしい素材の余剰在庫に出会うことがあります。
ファッション文化が残した、高品質な素材。
EQUALANDは、この眠れる宝物を発掘して、命を吹き込んでいきます。
タイの工場からはラグジュアリーブランドが残したデニムとチノを。
韓国の工場からはデザイナーズブランドが残したレザーを。
日本ではラグジュアリースポーツブランドが眠らせていたスウエットを発掘し、製品化しました。
いずれも生地としてのクオリティが高く、しかし工場は使い道がなく持て余していたため、
通常より安値で譲ってもらうことで、高品質にも関わらず、価格を抑えることができました。