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筒井時正玩具花火製造所

福岡県

子供向け玩具花火の製造を続けて約90年、当製造所の歴史は昭和4年に遡る。国内唯一の線香花火製造所であった製造所（福岡県八女市）が1999年に廃業し、日本の線香花火は消えてしまう運命だったが、３代目筒井良太が線香花火の製造技術継承を願い、その製造所で修行し、製造所の廃業と同時にすべてを引き継ぎ、同県みやま市高田町（旧三池郡高田町）で伝統の光を守り続け、現在に至る。

あなたは何をしている方ですか？

玩具花火を製造、販売しています。線香花火を二種類作っており、そのうち、西の線香花火とよばれる「スボ手牡丹」を作っているのは、弊社一社のみです。

それをはじめたきっかけと理由は何ですか？

国内唯一の線香花火が途絶えてしまう危機的な状況にあり、製造技術を継承し、この地に根づく伝統を守り続けたいと思ったから。

あなたが大切にしていることはなんですか？

守りながら磨く。先人の知恵を守りつつも、たゆまず磨き続けることを胸に秘めて進みたいと思います。

昔なつかしい線香花火。関西から伝わる際、関東地方では米作りが少なく紙すきが盛んだったため、ワラの代用品として紙で火薬を包んで作らている。東の線香花火 長手牡丹 / ¥650 （税込）
炎を吹きながら、体を左右にくねらせて空を舞う龍を花火で表現した。吹き上げる　鯨花火 / ¥400 （税込）
着色された火薬が透けて見える花火です。着火すると火薬の色と同系色の光を放つ。 透花 / ¥500（税込）

筒井時正玩具花火製造所

子供向け玩具花火の製造を続けて約90年、当製造所の歴史は昭和4年に遡る。国内唯一の線香花火製造所であった製造所（福岡県八女市）が1999年に廃業し、日本の線香花火は消えてしまう運命だったが、３代目筒井良太が線香花火の製造技術継承を願い、その製造所で修行し、製造所の廃業と同時にすべてを引き継ぎ、同県みやま市高田町（旧三池郡高田町）で伝統の光を守り続け、現在に至る。

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